M&A POLICY
M&Aに関する方針

グループ化戦略(M&A)に関する方針

世界一の中小企業連合を創る。

「ONEフィロソフィ×上場企業×中小企業連合」の掛け算で、理念・ONEフィロソフィをグループ求心力とし、ガラス張り経営で安定的に継続成長でき、小さな企業の集まりが大きな力になり、グループ全社員の雇用の安定と成長を実現する唯一無二のビジネスモデルを創ります。

2013 年に事業承継にお困りのイセキテックのM&Aで実現したグループ経営で長年の課題であった業種分散と多角化への可能性が開けました。その後も2016年に広島のセイエン、2017年富田林の鍛冶屋、2018年鹿児島の三翔精工、2019年には、堺の美原精工と徳島のフジタイト、2022年6月には富山の広進工業、さらに2023年2月にはオイダ製作所をグループに迎えることで業績の安定と成長が図れました。

中小企業の特徴は、単品経営であることと顧客が限定されることです。ONE GROUP各社も単品経営で、特定の顧客や業界に依存しています。メリットは、得意分野や顧客に特化できることですが、デメリットは事業の安定性に欠けることです。解決策は得意分野、特定顧客に特化し、グループでの事業や顧客、業界の分散を図ることです。

現在の日本の状況は、少子高齢化が進み、経営者の高齢化と事業承継問題による廃業が増加し、コロナウイルス禍でさらに加速しましました。この現状を放置していると2025年には650万人の雇用と22兆円のGDPが失われます。後継者のいる中小企業でも9割以上は、自社の明るい未来を思い描けていません。今の延長線上に明るい未来がないことを経営者は、皆、気が付いています。

コロナウイルス禍で旅行、飲食、サービス業が経営を根底から否定されたように、製造業も脱炭素化、EV化で経営が否定される未来が確実です。業界の成長はすでに頭打ちになり、右肩下がりで縮小していく業界が大半です。自社のみで成長を求めるのは現実的ではありません。

単品ビジネスで経営の安定に欠ける我々がたどりついた結論は、中小企業のグループ戦略です。日本の社会問題を解決するとともに、成長を求める中小企業に大きなチャンスをもたらし、社員の雇用の安定と成長を実現できると考えています。

グループ化戦略も相手に選ばれなければ絵に描いた餅です。譲渡側にとってONE GROUPが常に安定し成長し続け、社員を安心してまかせてもらえる存在にならなければりません。そのためにONE GROUPは上場します。

経営理念・ONEフィロソフィをグループの求心力として、上場会社として安定成長を実現し、中小製造業のモデルとなり、単独では難しい、経営管理や製品開発、マーケティング、営業のデジタル化など、ONE GROUPで対応することで解決していきます。

PAGETOP